令和6年能登半島地震により犠牲となられた方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々へお見舞い申し上げます。

新年が明けた途端、耳を疑うようなニュースに目を覆いたくなるような惨状が飛び込んできました。
様々な被害状況が明らかになっていく中で、一人でも多くの人命が救われることを願ってやみません。

 

日本薬剤師会及び日本病院薬剤師会も発生から時を置かず、災害対策本部を設置しています。情報共有を進めながら、急性期、亜急性期の環境衛生や医薬品提供体制確保に向けても対策を講じてまいります。

 

また、地震発生の翌日に羽田空港で起きた航空機事故において、日本航空の搭乗者の方々が命を落とすことなく全員が生還したことは奇跡という他にありません。
航空会社の常日頃からの非常事態に備えた訓練の成果と乗客の冷静な対応によるものと思います。

 

一方で、海上保安庁の搭乗者の死亡が確認されました。
被災地である新潟航空基地へ物資を輸送する際に起こったこの出来事について、職務に取り組んでおられた方々の使命感に敬意を表し、哀悼の誠を捧げます。

 

今回の震災に関連した哀しみの輪がこれ以上広がることがないよう、私も自らが果たすべき職務に取り組んでまいります。