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香川県の三豊総合病院へ視察に行ってきました!

皆様、こんにちは。参議院議員の神谷政幸です。

9月上旬、香川県にある三豊総合病院へ視察に行ってきました。
当該病院では、PBPMによるタスクシフト/タスクシェアに2014年から取り組んでいます。

入院前面談に際して他医療機関や保険薬局から情報を受領し、初回面談や持参薬確認を経た後、PBPMによる処方の代行入力を行っています。
この作業により、医師の処方入力や疑義照会の負担軽減、看護師の処方漏れ確認や処方依頼の負担軽減に繋がっています。
その結果、薬剤師自身の疑義紹介の負担軽減と共に、病棟やセントラル業務の効率化もできて、精神的な負担の軽減にも繋がっているそうです。
また院外処方に関する問い合わせを簡素化するプロトコールに関しても、薬剤師会と連携して各薬局と締結を結んでいます。
それにより、同様に医師の負担軽減に繋がることが示唆されています。

そして、各種報告書をスムーズにやりとりする仕組みを動かすことで、地域連携を推し進めています。
退院後の在宅医療移行時には初期に病院薬剤師が訪問することで、ご本人や家族の不安軽減になると共に、残薬整理や服薬管理の導入を医療機関側と連携してサポートした後、地域で支える薬局薬剤師訪問へ引き継ぐといった取り組みも行っています。

それらの活動を可能にするための薬剤業務効率化で、スクリーニングシート使用やサポート体制の確立、専門薬剤師&チームによる病棟薬剤師業務フォローアップに取り組んでおり、その現場を拝見できて大変勉強になりました。

この度の視察で学んだことを、地域医療政策にしっかりと活かしてまいります。
三豊総合病院薬剤部の皆様、ありがとうございました!

それでは、今日が皆様にとって良い一日となりますように。


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