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神戸市立医療センター中央市民病院に視察へ

皆様、こんにちは!参議院議員の神谷まさゆきです。

 

先週、神戸市立医療センター中央市民病院へ視察に行ってきました。
こちらは、調製行為の機械化によって対人業務が充実したとのことで、そのお話を中心に伺ってきました。
機械化を進めるにあたり、大きなネックになるのが経営面への影響です。

 

その大前提としてこちらの病院ではそれぞれのセクションを”見える化”して、チーム制を導入することにより”自分が全体の中でどのような役割を果たしているのか”を明確にし、モチベーションと生産性の向上につなげていました。

 

 

さらに、チームは他のチームとの連携をすることで大きな効果があったとのこと。
例えば若手育成チームと広報チームが力を合わせることで効果的な人材確保と育成に繋がり経営効率が上がるというプラスのサイクルを作り上げていました。
そのように人間がやらなければならないところにはマンパワーを投入し、それ以外のところは機械化を進めるという合理化を図っています。

 

調製行為は機械がピッキングや散剤分包をしてくれるため、薬剤師は監査をして、その後は指導に注力できるという仕組みです。
また院内の配送もかなりの部分が自動化されていました。
薬剤師外来では、通院で化学療法を受けている患者が医師の診察の前に薬剤師と話をします。
そのため患者の体調変化が、薬学的観点から評価されて医師へ伝えられます。
それにより、より細やかで安全な薬物療法に繋げることができているという印象を受けました。

 

この日は、橋田亨院長補佐/臨床研究推進センター長から、薬剤師レジデント制度についてもお話をお聞かせいただきました。
兵庫県薬剤師会事務局の皆様や、神戸市薬剤師会事務局の皆様にもご挨拶ができ、大変充実した一日となりました。

 

室井延之薬剤部長をはじめとする神戸市立医療センター中央市民病院の皆様、三島光一郎先生をはじめとする兵庫県薬剤師会の皆様、碓井裕恵先生をはじめとする神戸市薬剤師会の皆様、ありがとうございました!


それでは、今日が皆様にとって良い一日となりますように!


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