皆様、こんにちは！神谷まさゆきです。
昨日から広島県訪問がスタートし、多くの地方が抱える課題にさっそく触れる機会となりました。
交通手段として車がなければ生活が困難であるという点とどのように向き合うか、また地域で増えていく認知症をどう支えるかという課題です。

呉市内の薬局では次のようなお話をうかがいました。
一つの薬局様は山間の立地であり、どうしても車での移動がメインになる。そのため薬局をドライブスルー対応に改築したそうです。
コロナ禍ということもあって非常に喜んでいただいているものの、先方が話を聞き取れない、特に患者さんが助手席に座っている場合などはご苦労をされることもあるようです。
また、車での移動により利用者の行動範囲が広いため、周囲の環境変化の影響も受け易いことも考慮していかなければならないとのことでした。

一方、海岸線に沿っていくつか島のある地域にある薬局様では、在宅医療に熱心な主治医のもとずいぶん以前から地域医療を支えておられるそうです。
「これからは認知症の人口が増えていく、その際に薬局がいち早く気がついて医療・介護と結びつけることができれば」というお話を聞いて、あらためて薬局という社会インフラの持つ可能性に触れた気がしました。

また、朝にはセイエル様、ティーエスアルフレッサ様、サンキ様で卸様の現状についてお話をじっくりお聞かせいただきました。

なお、以前から学会で知り合いだった先生や大学の同級生、後輩など多くの知り合いに会えたのはさすが広島県！という感じで元気をもらいながら訪問できる一日となりました。

ご同行いただいた佐々木一仁先生、林充代先生、浜崎匡史先生ありがとうございました！

それでは、今日が皆様にとって良い一日となりますように！